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「関心の輪」と「影響の輪」

人を介して成果を出す役割になったら知っておきたいのが
「関心の輪」と「影響の輪」です。

関心のあることを
直接コントロールできること、「影響の輪」の中と
直接コントロールできないこと、「影響の輪」の外で分ける

「影響の輪」の中に意識を向ける
「影響の輪」の外に意識が向かわないように心掛ける

「影響の輪」の中に働きかけることで
「影響の輪」の外に間接的に影響を与える

「影響の輪」の中に集中する

他者を介して成果を出す役割になったら知っておきたい
大切なことです。

 

他者を介して成果を出すことが求められる役割になると
当然、他者への関心が強くなります。

例えば
管理者、リーダーの方が課題として挙げることが多い
・メンバーのやる気
・メンバーのモチベーション
・メンバーの意識

メンバーのやる気、モチベーション、意識は
「影響の輪」の中にあるでしょうか?
「影響の輪」の外にあるでしょうか?

「影響の輪」の外です。

なぜなら
人のやる気やモチベーションを
他人が直接コントロールすることはできないからです。

 

直接コントロールすること
直接影響を与えることはできませんが、
間接的に影響を与えることは可能です。

否定したり、小言を言ったり、正当に評価しないことで
他者のやる気を下げる↘働きかけはできます。
逆にそういうことをしないように気をつけて
他者のやる気が下がらないための働きかけはできます。
コミュニケーション量を増やして
他者のやる気の維持への働きかけはできます。

 

やる気、モチベーションを高めることはどうでしょう?

例えば
あなたが新人渉外の育成担当者なら・・・

「やり方がわからない」が「やり方がわかる」に変わると
やる気は高まるでしょう。
「難しそう」「うまくいかないだろう」が「できそう」「やってみよう」に変わると
やる気は高まるでしょう。
「できなかったこと」が「できる」に変わると
やる気は高まるでしょう。

他者を介して成果を出す役割のあなたは
そこに意識を集中し
自分の知識や技能を高め、実践することが大切です。
それが「影響の輪」の中に力を注ぎ
「影響の輪」の外に影響を与えることになります。

彼らのやる気、モチベーションを高めたいなら
「やり方がわかった」と言われるための行動
「できそう」「やってみよう」と言われるための行動
彼らのできることを増やすための行動を
増やすことです。

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