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部下には考動を求める ~営業店のマネジメントを考える(8)

部下に対するミドルの指摘で共通するのは「指示待ちで消極的」な姿勢。
「できることやわかること、したことがあることしか手を付けない」と困惑。
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ニッキン(日本金融通信社)で1月から連載している【ミドルが拓く 370人の声】
営業店の管理者に役立つ内容だと感じたので紹介しています。

↑は 第11回 2020年3月27日号 部下には考動を求める からの抜粋です。

出典:ニッキン2020年3月27日号【ミドルが拓く 370人の声(11)】

出典:ニッキン2020年3月27日号【ミドルが拓く 370人の声(11)】

この記事を読んで感じたこと・・・

若い部下が
できるかどうかわからない、やったことがないことを
指示していないのに自分の判断でやって、失敗した?
上司は、多くの場合どうするだろう?

「勝手な判断をするな」と言わないだろうか?

・指示待ち
・消極的
今も昔も現場の管理者の不満として聞かれることの1つです。

一方
・具体的に指示をしてほしい
という若手の声もあります

答えは

指示をしてほしいと思っている段階の相手には 指示をして
仕事の幅を広げてあげる

自分で考えてやるからほっといてくれと思っている段階では 任せる
失敗しそうで心配でも任せる

よく見られるのは
①基本的な仕事を新人に教える仕組みがない
②仕組みがないから教えるのがたいへん、新人の成長スピードも遅い
③新人が自分で考えてやって失敗したら、「自分の判断でやらないように」と言う
④上司・先輩が忙しいのに、新人が暇そうだと「自分で考えてやってよ」と言う

これだと
・神経が太くて、相手の懐に入るのが上手で、どんどん仕事の幅を広げていくタイプ
・納得いかないがじっと耐えながら仕事を習得していくタイプ
・委縮して、失敗しないように、確実にできる範囲しかやらないタイプ
と相手任せになってしまいます。

マネジメントの基本は 「相手を責めても仕方ない」

上司が相手に合わせてあげる
それでいいのではないでしょうか、
そのために一定人数に対して管理者がいるのだから。

人は基本的に「自分でしたい」「自分で判断したい」と考える生き物です。
ある程度の知識を付与して
失敗しても大丈夫という「安心感」与えて、任せたら
自分で考えてやり始めるものです。

マネジメントは「辛抱」

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