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世代間ギャップ ~営業店のマネジメントを考える(7)

~多くのミドルの悩みの種は若手との間の「世代間ギャップ」だ。
実際に「感じる」「時々感じる」と答えたミドルは7割にのぼる。
仕事への取り組み姿勢や価値観そのものに違いを感じ、
パワーハラスメントと受け取られないように神経をとがらせている。~

ニッキン(日本金融通信社)で1月から連載している【ミドルが拓く 370人の声】
営業店の管理者のリアルな声で参考になりましたので取り上げています。

↑は 第10回、2020年3月20日号 世代間ギャップ埋める対話 抜粋です。

出典:ニッキン2020年3月20日号【ミドルが拓く 370人の声(10)

出典:ニッキン2020年3月20日号【ミドルが拓く 370人の声(10)

この記事を読んで感じたのは・・・

世代間ギャップの要因を整理すると
何をした方がいいのか
何をしない方がいいのか
コミュニケーションのヒントが見えてくる

世代間ギャップには大きな要因が2つあります。

1つが【他者との関わり方】の変化
もう1つが【優先するもの】の変化

世代間ギャップの正体

【他者との関わり方】
「ガンダム世代とワンピース世代」と言われたりするように
組織、集団の中での【他者との関わり方】が
上下関係から対等関係に変化しています。

家庭では、親子がフラットに
学校では、先生と生徒がフラットに
クラブでも 先生と生徒がフラットに
習い事では お客さま扱い、
「上下関係のパワーで人を動かそうとすることはスマートでない」
まして「怒鳴る、叩く、なんてもってのほか、最低」と
見聞きして育っている世代が社会に出てきています。

上下関係で自分を動かそうとする相手からは離れていきます。

・何をしたらいいのか
・どうやってしたらいいのか
・なぜ、そう考えるのか
判断材料を与えてくれる人、
いい方法を教えてくれる人、
そのうえで自分に選択権を与えてくれる人、
そういう関わり方を期待しています。

お客さまとの関わり方と同じだと考えれば
わかりやすいです。

 

【優先するもの】
人生のあらゆるシーンで選択肢が増え、価値観が多様化しています。
若年層が仕事において【優先するもの】が
物質的な満足から、その先にある精神的な満足に広がっています。
「お金+α」を求める傾向が強くなっています。

+αとは
・やりがい
・成長の実感
です。

この2つを感じないと
「(お金以外に)得るものがない」と感じます。
働くことに前向きな若者ほど
他の仕事を探し始めます。

【部下指導の方法は】
してもらいたい仕事について
・何を、どうやって、何のためにするのか
・どのレベルを期待しているのかを丁寧に説明し
・経過を観察して、成長していることを伝える
こうすると
(偉そうでない)(対等な)
(やりがいを与える)(成長機会を与える)
部下指導なります。

管理者の思考術 「偉そうにしない 対等に関わる」
・・・・・・・。「やりがいと成長機会を与える」

 

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