【理解者になる】

2006年から5年連続で「働きがいのある会社」ベストカンパニーに選出されている
アチーブメント株式会社の青木社長の言葉です。

「子どもの宇宙一の理解者になる」
「部下の宇宙一の理解者になる」
「人は
・自分のことを理解してくれる人がいると
・安心します、頑張れます。
・大切な人の幸福、成長、成功を望むなら
・その人の宇宙一の理解者になることです。」

初めて聞いたとき
「家族とは
・管下のメンバーとは
・こういう気持ちで接したらよかったのか！」
と目から鱗が落ちる思いでした。

私はそれまで
娘にも
部下にも
「教えてあげよう」「鍛えてあげよう」と
自分の考えを理解してもらうことばかり考えていました。

私）「中々なかなか言うことを聞かないなぁ。」
相手）「自分の考えを押しつけてくるなぁ。」
お互いにストレスのかかるコミュニケーションです。

その日から
「パパは〇〇の宇宙一の理解者になる。」と言っています。
「まだまだ宇宙一の理解者じゃないなぁ」と言われる（笑）くらい
伸び伸びと育っています。

部下には恥ずかしくて口に出しては言いませんでしたが
一番の理解者になろうと
相手の話を聞くこと、受け入れることを大切にするようになりました。
すると
よく話をしてくれるようになりました。
よく話を聞いてくれるようになりました。

部下をもつと
「教えないといけない」「訓練しないといけない」
と考えて
「自分の考えをわからせよう」「自分の考えることを実践させよう」
としがちです。

教えることは大切です。
ただ、教えることは他の人でもできることです。
現場の管理者、近くにいる上司にしかできないことが
よく話を聞くこと、理解者になること、受け入れることです
理解しよう、考えを受け入れようとするほど
相手はこちらの意見を受け入れてくれるようになります。

人は
自分のことを理解してくれる人の言うことには耳を傾けます。
自分のことを理解してくれる人のに影響を受けます。

理解してから、理解される
です。

【伸ばす上司の思考術】批判しない｜グッドコミュニケーション習慣