~370人の声から離職理由を探ると、対話の無い職場で信頼関係を構築できずに去っていった若手が多いことが分かった。中間管理職には、若手の良き相談相手・理解者としての働きも求められる。~
ニッキン(日本金融通信社)で1月から連載している【ミドルが拓く 370人の声】
営業店の管理者のリアルな声で参考になりましたので取り上げます。
第3回 2020年1月31日号 対話深め、寄り添う。求められる離職防止
この記事を読んで感じたこと・・・
管理者が実践して一番効果のある仕事は「心のケア」
働きやすい人的環境をつくって、部下のやる気を促すこと
私も管理者になったときから
このことを知っていたらと思います。
管理者の役割として
知識・技能の付与は当然重要です・・・が、
知識や技能なら
他にも教えてくれる人がいますし、
本人がやる気になれば
自分で習得していきます。
部下の成長・成果に一番効果のあるのは
部下をいい気分にさせることです。
いい気分?
なんでそんなに気を遣わないといけないの?
いやいや、それが仕事なんです。
営業店を観察していて
業績とお店の雰囲気はだいたい連動しています。
離職率とお店の雰囲気はもっと連動しています。
職員がイキイキと仕事をしている支店、課には
共通点があります。
①
朝、上司の方から
機嫌よく挨拶をしている
②
上司の方から
部下に声掛けをしている
③
部下に聞きたいことがあるときに
上司の方から近づいていっている
④
部下が近づいてきたとき、話しかけてきたとき
上司は手を止めて、身体を相手に向けて話を聞いている
これだけでも
相手は自分が承認されていることが伝わります。
相手を承認していることを態度で伝えるグッドコミュニケーションです。
管理者の思考術 「グッドコミュニケーション習慣」
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。