< 政策現場で「ナッジ」と呼ばれる手法が広がり始めた。 >という記事を見ました。
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20190715&ng=DGKKZO47356930U9A710C1NN1000
ナッジの活用が広がっています。
ナッジとは
・nudge:「ヒジで軽く突く」という意味
・選択構造(選択肢を提示する形)を利用した行動経済学にもとづく戦略
・リチャード・セイラー教授(2017年にノーベル経済学賞を受賞)が生み出した理論
人間心理の特性をうまく利用してこちらの望む選択肢を選択させる仕掛けです。
この記事では
東京都八王子市の
大腸のがん検診を受けていない人への案内での試みが紹介されています。
A)「今年度受診した人は来年度も検査キットを送ります」と利益を強調
B)「今年度受診しないと、来年度は検査キットをお送りできません」と損失を強調
人間は利益より損失に強く反応するという「プロスペクト理論」の活用です。
結果、受診率はA:23%、B:30%
正しさを押しつけても
人の心は動かない
人の心が動く仕掛け
ナッジを使う。
どんなナッジを仕掛ければ
人は自らそうしようと考えるか?
リテール営業で成果を出すために
身につけたい考え方の一つです。
しばらく
ナッジに関係する投稿を続けたいと思います。
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。