愛する人を心配するし、必要な人には多くを与える
私も一人の娘を持つ親なのでわかりますが、子どものことを心配しないというのは非常に難しい。不可能です。
私の妻も、遅刻するんじゃないかと朝娘を起こすときがありますし、忘れ物はないかと確認しています。ますます朝寝坊に、ますます学校からの書類に自分で目を通さなくなります。
子どもの幸せは親の幸せ、子どもの不幸せは親の不幸せなので、どうしても子どもが上手にしないことは手助けをしてしまう。手助けをしたくなる。それは短期的には助けになり、長期的には自立の妨げになっています。
だから、普通に親に愛されて育っていれば、程度の差はあれ、社会人になっても精神的に自立できていません。
社会人になって、自分のことは自分でするようになり、仕事ができるようになり、必要とされるようになる。
人も組織も必要な人、離したくない人には多くを与えます。キーマンを接待するのもそうですし、能力の高い人の給料を上げるのもそうです。多くのモノを受け取ることに慣れてしまうと、気をつけないとその人や組織に依存していきます。
せっかく親から自立したのに、多くを与えてくれる人や組織に依存してしまうことは普通にあることです。
ライフスタイルは変えられる
自分を愛してくれる人に自分の自立が妨げられていないか
自分を必要としてくれる人に自分の自立が妨げられていないか
自分を愛してくれる人、自分を必要としてくれる人に甘えて依存していないか
その人の価値観・ライフスタイルは環境に大きな影響を与えていることは間違いありませんが、人は自分の意志で新しい価値観・ライフスタイルを上書きできます。
・原因論ではなく目的論
・「どこから来たか」ではなく「どこへ」行きたいのか
・ライフスタイルは変えられる
これはアドラーの考えです。
アドラー心理学入門(ベスト新書)1999/9/1岸見 一郎(著
気がついたとき、変わりたいと思ったとき、行動をスタートさせたときに
ライフスタイルは変えることができます。
菓 英一(Eiichi Konomi)
相互依存
相互依存とは
社会で活躍している人を観察する
頑張って成し遂げた経験を思い出す
相互依存でない成功者を探すことは難しい
社会での活躍を阻害しているもの
成功から遠いところにいる人を観察する
愛する人を心配するし、必要な人には多くを与える
ライフスタイルは変えられる
努力が報われた経験
壁にぶつかった経験
社会では全員が活躍できる
プランドハプンスタンス理論
よい偶然を計画的に設計する
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