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やる気の燃料④ 自己効力感

やる気の燃料①~③を整理すると・・・

やる気が上がったり下がったりする要因を
①気分
②仕事へのやりがい
③仕事観、キャリアビジョン
と影響を与える長さで3つに分けました。

①気分よく仕事ができるように配慮することは大切です
③この業界、この会社、この仕事を続けたいと思ってもらうことも大切です
そのうえで、最も大切なのは
②仕事へのやりがいを感じてもらうことです

 

モチベーションの3大理論によると
人がやりがいを感じ、やる気を高めるためには
・具体的な目標
・達成時の報酬(物心両面)
・自己効力感(「できそう!」「できる!」)
の3つが必要です

確かに
自分が手に入れたいもののために
自身で目標を設定し
(こういう状況を内発的動機づけと言います)
自分の能力を発揮しているとき
人はやりがいを感じ、やる気が出ます。

組織から目標を与えられ
組織から報酬を与えられる場合でも
(こういう状況は外発的動機づけと言います)
それが「自分にできそう」と感じ
自分の能力を発揮する機会になる場合は
人はやりがいを感じ、やる気が出ます。

人がやりがいを感じ、やる気になるには
「自分にできそう!」と感じ
自分の能力を発揮できることが
重要なのです。

与えられた役割が
与えられた仕事が
与えられた目標が
「自分にはできそうにない」と感じていると
やりがいは感じないし、やる気は出ません。

そこに
いくら気分よく仕事ができるように配慮をしても
仕事観を高める高尚な話をしても
暖簾に腕押しだからです。

 

メンバーが
与えられた役割を
与えられた仕事を
与えられた目標を
「自分にはできそうにない」と感じているようなら、
「自分にできそう!」「自分にはできる!」と感じられるように
知識やスキルを付与すること
知識やスキルを向上させる機会を提供することが
管理者、トレーナー、リーダーの重要な仕事です。

 

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