(ニーズ喚起)のつもり(ニーズ教示)になっている
渉外あるあるです
・人は本来、自分のニーズを他人に押しつけられていい気分をしない
・ニーズが多様化している
・金融機関と顧客の親密さが薄くなっている
・売り手と買い手の情報差が縮まっている
ことから
この(ニーズ教示)スタイルでの営業が難しくなっています。
喚起=Evocation=〔過去の記憶などの〕呼び起こし
例話をしたり、質問をしたりすることで
相手が過去に感じた不安、不満、不快、不便、不足の記憶を呼び起こし
相手がその解決を望むように仕向けることが
(ニーズ喚起)で
教示=Teaching=教える
一方的に、一般的な不安、不満、不快、不便、不足について説明し
あなたも不安に違いない、不満に違いない
あなたには解決策が必要だと教えてあげてることが
(ニーズ教示)です。
人は
不安、不満、不快、不便、不足があるから
解決策として商品を購入します。
不安、不満、不快、不便、不足の感情がニーズなのですが
この感情は他人から教わるものではありません。
その人の中にあるものです。
今の時代、
相手の中にニーズはあると考え
どうやって聞き出そう、
どうやって引き出そうと
考え、工夫している担当者ほど業績がいいのは
当然のことです。
どうやって教えよう
どうやって伝えよう、
そこに注力していると
売り手の価値観を押しつけるような営業になってしまいます。
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