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子どもの課題に手を差し伸べる親

おはようございます。

「子どもの課題に手を差し伸べる親」
私にも中3の娘がいます。
これは程度の差はあれ、親なら誰にも思い当たることだと思います。
こんな文章を書くくらいなので、かなり気をつけているつもりですが、それでもつい口を出してしまうことがあります。

子どもの課題にどこまで口を出さず、手を差し伸べないでいられるか
それが親の度量です。

一つ差し伸べると
一つ弱くなる

10年間若手の育成の仕事をしていて感じたことは
自立しない大人を生む一番の原因は親にあるということです。
大人になった子どもを心配して叱る親、心配して手を差し伸べる親が
親に心配をかけないために選択を変える子ども、自立しない大人を生みます。

私も親なので、親が子どもを心配する気持ちはよくわかります。
しかし、心配だからこうしなさい、心配だからやめなさい、と言うのは何歳まででしょうか。
私の場合は小6までです。
学校、塾のルールは守らせます。そこは徹底します。
それ以上は「心配している」ことは伝えて、あとは本人に任せます。
一生娘の行動を監視することはできません。それなら早く自分で判断・選択・行動できるように育てたい、と考えています。

自分は親にどのように育てられ
自分はどの程度精神的に自立できているのか
自己分析が必要です。
自分の親は「子どもの課題に手を差し伸べる親」だ
自分はその影響を受けていると感じるなら
まず、困ったときに親に頼らないようにすること。
できれば、親との物理的距離を広げる。

何歳からでも精神的自立は可能だと私は考えます。

これから親になる人は
その手を差し伸べないといけないのかよく考えるようにしてください。

菓 英一(Eiichi Konomi)
ーーーー――――――――――――ーー――――ーー
私たちが人材開発において最も大切にしていることが【積極的相互依存】の価値観です。

 

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