お互いに自立できずに依存し合っている「共依存」。
わかりやすい例が親子関係です。
自立心が不足する、依存心が強い、という印象を受ける人には・・・多くの場合、親が過干渉が見られます。
親がいつまでも子どもの力になることを生きがいにしている。子どもに任せられない。子どもの選択に干渉する。自分と子どもは別の個性・考えを別人格で、自分の思い通りにはならない、ということを受け入れられない。子どもの選択より、自分の選択が正しいと考える。子離れができていない。
子どもの方も過干渉な親に自立を阻害され、大人になっても親に依存心の強いまま、親離れができていない。
この場合、親子が強く依存し合う「共依存」状態になります。
お互いの依存心を受け入れ合うので依存度がますます強くなる一方、比例して外との関係は希薄となり、社会や他者との関係は次第に「孤立」状態になります。
「共依存」は一方で「孤立」です。
代表取締役 菓 英一(Eiichi Konomi)
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私たちが人材育成において最も大切にしていることが【積極的相互依存】です。
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