【グッドコミュニケーション習慣】
仕事の成果の方程式は
考え方 × 熱意 × 能力
※伸ばす上司の思考術1|考え方が最も大切
それは部下も同じです。
では
現場の管理者が
部下育成、活動管理、組織運営において
最優先で働きかけることはどれか?
それは
部下の熱意(やる気、感情)への働きかけです。
あなたがどれだけ熱心に
正しいこと、有益なことを伝えても
相手の心のコップが上を向いていないと
相手の中には入っていきません。
部下育成の土台、活動管理の土台が
感情への働きかけ
よいコミュニケーションです。
部下の仕事への感情、職場への感情、あなたへの感情を
プラス(+)にする、マイナス(ー)にしない。
心のコップを上に向ける、心のコップを下に向けない
その大切さを理解していないと
「自分はこんなに何回も伝えているのに部下が全く動かない」と嘆く
独り相撲の管理職になってしまいます。
自身が、
モチベーションをしっかりと持ち
やる気、気分に左右されないで仕事をするタイプの人、
いい意味で鈍感力の高い人は、
部下の感情に配慮することが苦手な人が多いように感じます。
上司に必要なのは
鈍感力でなく、感受性です。
何をすればいいのかというと・・・、
「こんなことまで気を遣わないといけないのか?」
という感情にさえ抵抗できれば
することは自体は何ら難しいことではありません。
毎日顔を合わせる部下が
嫌な気分にならないような
できればいい気分になるような
態度、言葉を心掛ける。
毎日顔を合わせる部下と
日に日に信頼関係が構築されていくような
関わり方を心掛ける。
そんなよいコミュニケーションを習慣にすることです。
長くなるので
具体的には明日から紹介していきます。
どうして部下とのコミュニケーションに
そこまで神経を使わないといけないのか?
それは
上司の態度や言葉は
かんたんに部下のやる気を奪うことができるからです。
上司の態度や言葉は
かんたんに信頼関係を破壊することができるからです。
人は
信頼関係のない相手から
マイナスの影響はいくらでも受けますが
プラスの影響を受けることはありません。
それが
今の業績にも、組織の持続的成長にも
マイナスだからです。
哲学者アリストテレスは『弁論術』の中で
人を説得するために必要なのは
エトス:信頼、バトス:共感、ロゴス:論理
信頼している人が(エトス)
熱心に(バトス)
全うな理屈(ロゴス)を言うのが
最も人を動かす。
最も重要なのがエトス(信頼)
次にバトス(感情)、次にロゴス(論理)
と言っています。
2400年前から
人を動かす本質は変わりません。
他者を介して成果を出すマネジメント業務にあたり
まず最初にしないといけないことが
相手との「信頼関係構築」、
そのための【グッドコミュニケーション習慣】です。
明日からは
相手いい気分になるような態度、言葉につながる考え方
日に日に信頼関係が構築されていくような態度、言葉につながる考え方
【グッドコミュニケーション習慣】のコツを書いていきます。
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。