【自分から　手を止めて】　　

営業店を訪問したとき
業績とお店の雰囲気は連動していて、
お店に入るとすぐにわかります。

職員がイキイキと仕事をしている支店、課には共通点があります。

①朝、上司の方から挨拶をしている

②日中、上司の方から部下に声掛けしている

③部下に聞きたいことがあるときに
・上司の方から近づいていっている

④部下が近づいてきたとき、話しかけてきたとき
・上司は手を止めて、身体を相手に向けて話を聞いている

「これだけのこと？」と思いませんでしたか？

できていますか？

意外とできている人は少ないんですよ。

観察していると
「何でそんなに偉そうなんだ」と思う上司がたくさんいます。

自分からは挨拶しない
でも、部下には「挨拶しろ」

業務の指示以外はあまり話しかけない
業務の指示の話は長い

上司には自分から行くが
部下は自席に呼びつける

上司だったら手を止めるのに
部下だったら
パソコンに向かって仕事をしながら話を聞く

私も、忙しさを理由に
仕事をしながら、顔を向けず、身体を向けずに
部下の話を聞いていて
「手を止めて話を聞く」を教わってから
猛省しました。

やろうと思えば誰にでもできる簡単なことなんです。
意識していれば
業績がいいとき、支店が上手く回っているときはできます。

問題は・・・
業績が思わしくないとき、部下が失敗をしたとき
家で嫌なことがあったとき、自分の仕事がいっぱいいっぱいのとき
そんなときも変わらずに
自分から機嫌よく挨拶できるか、声掛けできるか
自分から行けるか、手を止めて話を聞けるかです。

部下は上司の
ご機嫌ー不機嫌の差に敏感です。

嫌なことがあっても、忙しくても
業績が芳しくなくても、部下が失敗をしたときでも
コミュニケーションの質を落とさない。
グッドコミュニケーションを習慣にする。

自分から
・挨拶する
・声掛けする
・近づいていく
手を止めて
・身体を向けて話を聴く

これを継続すれば
周囲の人はあなたに「承認されている」と感じます。
あなたへの感情がプラス（＋）になります。
仕事への感情がプラス（＋）になります。
心のコップが上を向きます。

家庭でも応用できますよ。

【伸ばす上司の思考術】理解者になる｜グッドコミュニケーション習慣