【影響の輪に注力する】
「自分にできることに意識を向ける」
世界中で読まれている『7つの習慣』の第1の習慣「主体的である」から
自分を主体的に、楽に、効果的にしてくれる考え方です。
私たちには
関心のあること【関心の輪】と
その中で影響を与えることができること【影響の輪】があります。
★ワーク★
付箋を用意して
① 今、仕事を進めるうえで問題だと感じていることを書き出してみましょう
② 自分が影響を与えられることは【影響の輪】の中へ
・ 自分が影響を与えられないことは【影響の輪】の外へ
・ 与えられないことはないけど難しいと考えることは【影響の輪】の線上に
・ 貼ってみましょう
③ 【影響の輪】の中・線上・外、どこに付箋が多くつきましたか?
影響の輪の中は
習慣を改めることで解決できる直接コントロール領域です。
影響の輪の線上は
自身の習慣を改めることで影響を及ぼすことができる間接コントロール領域
影響の輪の外は
その問題に対する態度を改めることで影響を小さくすることしかできないコントロールできない領域
影響の輪の(中)のことに積極的に取り組むことで
→影響の輪の(線上)にプラスの影響を与え
→影響の輪の(外)にマイナスの影響を小さくする
影響の輪の(外)にばかり意識が向けることで
→影響の輪の(線上)を変えようとすることで
→何も改善せず、むしろ悪くなり
→影響の輪の(外)からのマイナスの影響を大きくする
自分にできることを積極的に取り組もうとせず
部下の行動ばかり変えようとする上司は
「口ばっかり」と周りから評価されます。
影響力が低下します。
言えば言うほど影響力が下がります。
変えることのできないことを
憂いたり、悩んだり、変えようとしたりするのは
効果的でありません。
自分の力で変えることができることに注力することが
効果的です
担当者から管理者に立場が変わると
関心の輪が広がります。
今までは自分の成長、成果、成功だけを考えていたのに
これからは部下一人一人の成長、成果、成功を考えなくてはいけません。
とはいえ
自分と違う別の人間です。
自分の思い通りにはいきません。
思い通りにならないことを
憂いたり、イライラしたり、言葉で無理やり変えようとしても
空回りします。
他者を介して成果を出すことに成功した人たちは
相手を変えようとするのではなく
自分の関わり方を変えることで
相手に変化を促すようにしています。
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