「喝水不忘掘井人」
水を飲むときには、最初に井戸を掘った人への感謝を忘れない
中国の故事のようです。
私は「井戸を掘った人のことを忘れない」と使っています。
人生において、特にビジネスでは
0を1、2にするAさんと
1,2を3,4,5,6,7にするBさんがよく登場します。
機会を与えられたBさんは最初はAさんに感謝をしているのですが
だんだんとAさんへの感謝がなくなっていきます。
Aさんがあるのは機会を活かし稼いでいる私たちのお陰だ
それなのにAさんは感謝が足りない!
機会を活かしてもらったAさんは最初はBさんたちに感謝しているのですが
だんだんとBさんたちへの感謝がなくなっていきます。
Bさんたちがあるのは機会を創出した私のお陰だ
それなのにBさんは感謝が足りない!
相乗効果を発揮していたAさんとBさんが離れてしまう
名指導者と名選手の間に揉め事が起きる。
師匠と弟子の間に亀裂が生じる。
経営者と稼ぎ頭が仲間割れする。
それでは相互依存関係を維持できません。
彼と組んでも、彼女と組んでも
いつか利益の取り合いになる。
いつか揉め事になる。
そういうイメージは
新しく相互依存関係を構築する障害になります。
機会をつくった人と
機会を活かした人が
双方がお互いをリスペクトし合えることで
相互依存は成立します。
案 他者のアイデア
因 失敗した原因
運 思いがけない幸運
縁 ご縁
恩 人から受けた恩
は忘れずに大切にしようと心掛けています。
菓 英一(Eiichi Konomi)
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