本日、2020年4月7日(火)
新型コロナウィルス感染症の渦中です。
明日にも7都府県に「緊急事態宣言」が発令されるようです。
私も
現時点で、4、5月の仕事がすべてなくなりました。
仕方ありません。
講師も受講生も研修している場合ではありません。
金融機関の職員も
今はお客さまのためにしないといけないことがあるでしょう。
今回のコロナウィルス感染の広がりを
「コロナ禍」とか「コロナショック」とか言われていますが
私が「〇〇ショック」と呼ばれる危機から経済的影響を受けるのは
これで3度目になります。
1度目は2003年の「りそなショック」です。
1998年に入社した地方銀行が
翌年にりそなグループの傘下に入りました。
タケノコのように不良債権が出てきて経営が悪化します。
りそな銀行に公的資金がされて、給料は3割減となります。
2度目は2008年の「リーマンショック」からのAIG倒産危機です。
りそなショックを経験し、強い金融機関で働こうと考えた私は
当時、世界で最も強くて安心な格付けトリプルAの
AIGグループ、アリコジャパンに転職します。
それが2008年10月、AIGが明日にでも倒産か、という状況になります。
2度の危機で学んだことは
・危機は定期的にやってくる
・危機が起こることを想定して生きる必要がある
・特に、経済的準備をしておくこと
(2度目の危機では苦労しました)
・組織に依存していてはダメ
・組織は浮き沈みする
・強い個人であることが自分を守る術
・身についたスキルは一生もの
1度目の危機は
転職することで火の粉を回避しましたが
逃げ出したような気がして心残りもありました。
2度目の危機は
残って顧客対応したことで
危機対応の大切さを学びました。
危機対応の基本は
「緊急時には顧客の心配をする」ことです。
それは今回のコロナ禍でも同じなはずです。
顧客のフォロー、ケアに徹したことで
損害は最小限に
危機後のリターンを大きくすることができました。
2度の経験からの学び、苦い経験のおかげで
今回は経済的な不安はあまりありません。
今、意識していることは
・自分が感染しないように気を付けること
・アフターコロナに備え、時間を無駄にしないようにすること
です。
自身のコンサルティングの考えを整理するためにも
少しでも誰かのお役に立つためにも
「非常事態宣言」中は毎日
ブログに記事を書こうと思います。
先日、Amazonプライムで「感染列島」を観ました。
きっと、今の医療機関もこんな状況に近いのだろうと感じました。
医療機関で働いてくださっている皆さまには
本当に感謝しています。
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