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【 伸ばす渉外役席 】初期育成ファースト

【 初期育成ファースト 】 

今日からは【伸ばす上司の思考術】に続いて
金融機関の渉外役席向けに
より具体的な内容で進めていきたいと思います。

 

「現場の管理者の、部下を持つ渉外役席の
最も重要な役割は何ですか?」

それは
新人渉外の育成
若手渉外の育成
初期育成です。

これが一番重要です。
理由を続けます。

 

経営で大切なことが3つあります。
それは
①方向性を定めること
理念、ビジョン、そのために何を売るのか、どうやって売るのか
②経営資源の配分
そのためにヒト・モノ・カネをどれだけ、どう配分するのか
③経営資源の活用
配分された経営資源(ヒト・モノ・カネ)を効果的、効率的に活用すること

そして
この③経営資源の活用
与えられた経営資源を活用して成果を出すこと、
特に(人)の力を効果的に、効率的に発揮させることが
支店の管理者の役割です。

釈迦に説法ですが・・・
金融機関のように形のないものを販売する組織では
(人)がどれだけ業務に精通しているか
(人)がどれだけ力を発揮しているか
(人)がどれだけイキイキ働いているか
が業績に大きな影響を与えています。

それを担っているのが支店の管理者です。

 

組織の経営資源である(人)のパフォーマンスを大きく左右するのが
採用、初期育成、職場環境の3つです。

①採用
どんな人を組織に入れるか
②初期育成
入ってきた人をどう教育するか
③環境
やる気を引き出せるか

そして
その中心は、軸は
「初期育成」です。

なぜなら・・・

成長しない、育ててくれない組織には
いい人材は来ないからです。
来ても去っていくからです。
よい採用の土台は初期育成です。

人は
わからないこと、できないことには
やる気にはなれません。
「教えてくれない」上司は悪い環境です。
よい環境の土台も初期育成です。

どちらも(初期育成)が土台なのです。

 

組織全体で初期育成に取り組み、
・組織の理念を共有した
・自己管理力の高い
・コミュニケーション力の高い
人材を育成することができれば
組織の【人】の問題がすべて解決します。

 

新人育成がしっかりできれば
彼らが中堅、ベテランになったとき
中堅、ベテランの指導の負担がなくなります。

新人育成がしっかりできれば
彼らが中堅、ベテランになったとき
後輩の模範となってくれます。
業績は右肩上がりになります。

新人育成がしっかりできれば
学生から魅力的な組織に移ります。
採用の質が向上します。

新人育成にしっかり取り組む過程で
上司の(基礎を教えるスキル)が向上します。
それは組織のノウハウとなります。
ますます初期育成に強い組織になります。

新人も中堅もベテランも基本は同じです。
初期育成のノウハウは
中堅、ベテランの支援のノウハウでもあります。

 

 

支店の管理者の仕事は
組織の経営資源(人)を効果的、効率的に活用すること、
人を介して成果を出すことです。
そのためにすることは
1に 初期育成
2に 環境整備

優先順位を明確にしておきます。
判断を間違わないために
迷いを減らすために

【 伸ばす渉外役席 】アフターフォロー活動の手順を教える|初期育成ファースト

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